話すのが苦手でも彼女を作る方法

美術館デートのメリット

天候に左右されにくい

秋は夏と違って、気温が落ちついて過ごしやすい季節になります。
一方で、秋雨前線が発達して長雨の季節でもあります。
秋の天候はとても変わりやすいので、室内の美術館は天候に影響されません。
天気を気にせずにデートの予定を組みやすいです。

教養があるところを見せられる

美術館デートの印象は、やはり知的なイメージが沸きます。
ここぞとばかりに、女性に教養のあるところを見せられます。

しかし、一方でボロが出やすい場所でもあります。
女性が作品に感銘を受けているところに、
「これの何が良いの？」などと言ってしまうパターンです。

一説によると、「女性は作品自体、男性はブランド」と美術作品に対して感じ方が違うそうです。
男性は、誰の作品だからというブランドに縛られがちですが、女性は作品に魅力があれば、誰の作品かは関係がありません。
この違いを理解しておかないと、当日すれ違いを生む原因になってしまいます。

美術館デートへの準備

服装

カジュアルすぎず、着飾りすぎない服装がよいでしょう。
ジャージやサンダル履きは控えておきましょう。
ジーンズやTシャツでも構いませんが、できればルーズな雰囲気で穿くピシっとした着こなしをするのがよいでしょう。

マナー

美術館の施設にもよりますが、多くの美術館はとても静かなので、大きい声での会話は控えましょう。
話すときは小声で話すように心掛けます。
そして、携帯電話はマナーモードの設定をお忘れなく。

美術館デートプラン

やっぱり2人でまわりたい

人それぞれ、鑑賞のペースは違います。
一緒にくるが集合時間を決めて、館内では個別に鑑賞するのも一つの手です。

しかし、せっかくのデートなので一緒にまわるようにしたいもの。
お互いのペースを尊重しながら巡ると、楽しくまわることが出来ます。

美術館のジャンル

美術館には、常設展と特別展が設置されているところがあります。
常設展は、常に展示されている作品。特別展は、期間限定で展示される作品です。
どちらの展示の場合もアートのジャンルが様々ですが、アートや美術史にあまり詳しくないのであれば楽しみやすい現代アートの展示を選ぶのがオススメ。
しかし、アートは個人の好みがはっきり分かれると思うので、好みではない展示を見に行くと退屈で苦痛な時間になりかねません。
美術館に行くときはお互いの好みのアートや苦手なアートを話し合ったうえで、二人とも興味のある展示に行くのが一番いいでしょう。

美術館後のデート

美術館で作品鑑賞をしても、ゆっくりまわっても1～2時間で終わってしまいます。
意外とあっさり巡ってしまうので、その後のプランを事前に立てておきましょう。
美術館で作品展を鑑賞したあと、カフェに入ったり、ディナーに行くのが理想のプランです。
美術館周辺について事前に調べておき、いくつかオプションを決めておくと、美術館を後にしたあとの気分でその後のプランを決めることができます。

オススメスポット(関東)

三鷹の森ジブリ美術館 (東京都)

日本初のアニメーション美術館として、三鷹市にオープン。
企画原案はアニメーション監督である宮崎駿氏。建物自体が1本の映画のようでありたいと考えられており、館内は重層的で迷路のような建物になっている。
「迷子になろうよ、いっしょに。」のキャッチコピーのとおり、来館者は館内を好きな順番で迷子になりながら見学できるようになっています。

展示内容は「映画の生まれる場所」と呼ばれるアニメーションスタジオ風の展示室や、子どもたちが乗れる「ネコバス」まで多岐にわたる。
映像展示室「土星座」では美術館のオリジナル短編映画を上映しており、作品は時期により入れ替わる。
展示室のほかにも、入口天井に描かれた美しいフレスコ画やジブリ作品が描かれたステンドグラス。意外なところに出られる通路など、施設全体に発見がちりばめられています。
まさに大人も子どもも迷子になるのが楽しい美術館である。

国立新美術館 (東京都)

国立新美術館は、コレクションを持たず、国内最大級の展示スペースを生かした多彩な展覧会の開催。
美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、教育普及など、アートセンターとしての役割を果たす、新しいタイプの美術館。
レストランやカフェ、オリジナルグッズを揃えるミュージアムショップを訪れるだけでも楽しめるので、気軽に憩いの場として利用することができます。

箱根彫刻の森美術館 (神奈川県)

彫刻の森美術館は、その大自然を生かした国内初の野外美術館。
箱根の山々が望める7万㎡の緑豊かな庭園に、 近・現代を代表する彫刻家の名作が常設展示されています。
お気に入りの作品をじっくり眺めたり、散策気分でのんびり歩いたり、思い思いに芸術とふれあうことができます。
ピカソ館をはじめ、室内展示場や天然温泉の足湯もあり、心豊かな憩いのひとときを過ごすことができます。
二人で美術に触れながら、園内を散策するのも楽しいです。

ホキ美術館 (千葉県)

世界でも珍しい写実絵画専門の美術館として、千葉県千葉市で開館した美術館。
真剣に写実絵画と向き合い、1対1でその雰囲気を感じることができる場所を公開したいという純粋な思いから生まれました。
地上1階、地下2階の計500mにわたる回廊型ギャラリーでは、写実の名品を常時展示しております。
その他にも森が見渡せるギャラリーや、100号以上の大作を展示しているフロアもあります。
また、アートと共においしい食事とワインが楽しめる、イタリアンレストランとカフェが併設しているのも嬉しいポイント。

埼玉県立近代美術館 (埼玉県)

埼玉県さいたま市の緑豊かな北浦和公園に開館した、近代美術館。
モネ、シャガール、ピカソなどの海外の巨匠から日本の現代作家まで、優れた美術作品をコレクション。
また、ユニークなテーマを設けた企画展を随時開催するほか、自由に座れるグッド・デザインの椅子もたくさん紹介しています。
美術書とグッズをそろえたミュージアムショップや、本格的なイタリア料理を味わえるレストランもあり、美術館をゆっくり楽しむこともできます。

原美術館 ARC (群馬県)

群馬県渋川市にある美術館。もとは、現代美術を紹介する原美術館の別館として開館。
広大な緑の中に佇む建物は磯崎新設計の大型木造建築。書院造を参照してつくられた「觀海庵」を増築し、国宝・重要文化財を含む東洋古美術と現代美術を随時展示。
様々な美の表現を追求している美術館です。
近くには伊香保グリーン牧場もあります。

那須ステンドグラス美術館（栃木県）

栃木県那須町にある、那須ステンドグラス美術館。
マナーハウスをモチーフに建物の資材をはじめ、工法まですべて本物にこだわって建てられています。
美術館の敷地に足を踏み入れると、まるで日本にいることを忘れてしまうような雰囲気に包まれ、穏やかな時間が流れます。
館内には、1800年代中心のアンティークステンドグラスが配置。
セント・ラファエル礼拝堂の壁一面のステンドグラスは、その美しさに目を奪われるほどです。

茨城県近代美術館 (茨城県)

日本三名園の一つである偕楽園から続く水戸市千波湖のほとりに建つ美術館。
緑青色の銅板葺きの屋根と茶色系の自然石からなる外壁により、周囲の景観に調和したスケールの大きな建物となっています。
横山大観・小川芋銭・中村彝など茨城県にゆかりのある作家に加えて、モネ、ルノワールら西洋作家の作品など、国内外の優れた作品を収蔵し、季節やテーマに沿って展示紹介しています。